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診断用品質

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医療用ディスプレイが使われるべき理由は数多くあります。そしてそれらの理由から、ディスプレイに求められる診断品質が決まってきます。医師や放射線科医が患者の命に関わる判断をするためには、使用する医療用ディスプレイの品質が一定していなければなりません。医療用ディスプレイの「診断品質」には、以下の10の要素が関係します。

1. 解像度

解像度が高いほど、画像をパンしたり拡大することなしに細部を確認することができます。結果として画像品質が高まり、生産性が向上します。

ディスプレイモニター解像度
/画面サイズ
1MP/18.1" 2MP/19.6" 2MP/20.1" 2MP/21.3" 3MP/20.8" 3MP/21.3" 5MP/20.1" 5MP/21.3"
ピクセルサイズ/mm 0.2805 0.249 0.255 0.27 0.207 0.211 0.156 0.165
MTF (lp/mm) 1.78 2.01 1.96 1.85 2.41 2.37 3.21 3.03
  CT MRI,超音波 胸部X線、一般X線 マンモ 心臓外科、循環器科、
蛍光透視
1MP カラー      
2MP グレースケール  
2MP カラー      
3MP グレースケール    
6MP カラー  
5MP グレースケール      

2. 輝度(最大輝度/校正輝度)

コンシューマ品質のディスプレイでは、通常の最大輝度は250-300cd/㎡です。医療品質のディスプレイでは、それよりも従来のフィルムにはるかに近 い、1000cd/㎡以上の輝度レベルを実現しています。これにより、グレースケールがより多階調になるため、ディスプレイ上で微細な病変を見つけやすくなり、放射線科医による迅速な診断が可能になります。

ディスプレイ 輝度 (cd/m2) JND
ビューボックス ≥ 1000 > 800
医療用LCDディスプレイ 500 – 700
(医療画像に適合)
750
VGA Monitor 60-250
(医療用画像としては不十分)
400

3. コントラスト

多くの医療アプリケーションにおいて、コントラストは輝 度よりもずっと重要です。医療用ディスプレイのコントラスト比は、大半のコンシューマ向けディスプレイのコントラスト比(300:1が平均的)より高く、最大で1000:1程度あります。コントラスト比が高いディスプレイほど、より多くのDICOM JNDを表現できます。

4. 視野角特性

医療品質ディスプレイは、最先端の視野角特性を持つ技術を利用しています。医療用ワークステーションでは、複数のディスプレイをさまざまな角度から見ることになるため、コンシューマ向けディスプレイと比べて、視野角特性がはるかに重要になります。

5. 表示階調能力

大半のコンシューマ向けディスプレイのグレースケールは256階調(8ビット)以下ですが、医療用ディスプレイのグレースケールははるかに多階調で、最大 4096階調(12ビット)になります。AAPMやEUREFといったガイドラインに準拠するには、それだけの階調数が必要なのです。8ビットのグレース ケール解像度のディスプレイでは、こういった要件は満たせません。
モノクロLCDの場合:フルホワイト,フルブラック